水
22
7月
2009
友人の家の書棚から、1冊の本を借りてきた。
「V字回復の経営」という、ビジネスマン向けの小説。
一緒にいた仲間のうちの何人かは、すでに読んでおり、さらには
おもしろかった。グイグイ引きこまれると、評価も高かった。
なるほど! と思い、さっそく読みすすめていくと、確かにおもしろい。
死に体の老舗巨大企業を男たちが再建していく。
適材適所の組織作り、組織マネジメントをドキュメンタリータッチで
描いている。これなら、想像力に多少自信がなくても、
容易に映像化でき、ストーリーが頭に入ってくる。魔法がかけられた。
さて、この本を読んで、過去と現在をいう2点から思ったこと。
<過去>
かつていた会社で、当時、若手だった私たちは、組織に対して
この企業の30代と同じことを言っていた。社長に対して、他部署に対して
他事業部に対して。変える力を持っていたにもかかわらず、他人にそれを
責任転化していたのは、自分自身だったことに気付いた。
収益構造を理解して、商品の位置づけを明確にし、
広告会社やクライアントと徹底的に媒体を作り上げることはできたはず。
連載、年間提案など、小さな流れは作っても、組織を俯瞰で見ることを
忘れていたのかもしれない。まさに、鳥の目、虫の目…である。
<現在>
この中で語られるのは、
今、そしてこれからの行動力が重要である点。
放っておいたら、会社はなくなる。その状態で、やるべきことは
考えたことをすぐに行動を起こすこと。行動力って、どこからくるんだろう?
私は、今、そしてこれから、どんな行動を起こすべきか。
ビジネススクールを修了したら、どの方向に進めばいいのか。
起業? 子連れ留学? それとも組織に再就職?
まあ、短期的に見れば、
すぐに目の前の仕事に取り掛かるべきだと判断はできるのだけれど。
刺激はある本だと思う。
でも、なにか違和感を感じたのはなぜだろう?
うーん、もう少し、咀嚼してから、また書き留めることにしよう。