水
09
9月
2009
私は、自分が不細工なせいか、美しい女性に反応してしまう。
ステキだな~と思う人に目を奪われてしまうのである。
さて、今日も意外な発見をした。
仕事先の近くのお弁当屋さん。散々迷った挙句ようやく決めた昼ごはん。
レジの女性が「しゃけ弁、400円です」と
言った瞬間、私の目は彼女に釘付けになった。
すこしやつれた頬、すこしほどけた前髪がおでこにかかり、
愛想もなく、かといって無愛想でもなく。淡々とレジそしてオーダーを
繰り返している。美人だな~。
こんなところに(というのは失礼かと思うが)、楚々と咲く花が一輪。
おそらく客の中にも、彼女に恋をしている人がいるかと思わせるほど
華やかではないが、そこはかとなく美しい姿があった。
意外にも、弁当屋のレジ美人説は都市伝説として実しやかに語られる類の話である。
たとえば、学食のおばちゃん…かと思いきや、アラフォー美人であったり
定食屋の昼のバイトで汗水たらしているのが、スッピンのかわいい同世代であったり。
期待せずに訪れた先の特別な存在感に、ハッとするのかもしれない。
駅ビルの中ですれ違っても、美人だとは思わないかもしれないが
食の現場で、真摯に仕事と向き合う姿は、女性を特に美しくみせるのかもしれない。
そこから生まれる別の物語…なんてのを考えると
ありがちだけど、うらやましい、
ハッピーエンドがすぐ近くにあるような気がする。